概要
S45CとSCM440は、シャフト、ピン、ブロック、プレート、治具、機械部品などに広く使用されます。ただし、硬さや材料価格だけで単純に置き換えるべき材質ではありません。選定時には、部品に加わる荷重、衝撃、摩耗、断面寸法、熱処理方法、最終公差を確認する必要があります。 S45Cは中炭素鋼で、一般的な機械部品に採用しやすく、入手性、コスト、加工性の面で有利な場合があります。SCM440はクロムモリブデン鋼で、より高い機械的性質や焼入性が必要な場合に検討されます。しかし、SCM440が常に優れているわけではありません。設計上その性能が必要でなければ、材料費、熱処理費、工程管理の負担だけが増える可能性があります。
