概要
高周波焼入れは、シャフト、ピン、歯車、カム、ローラーなど、耐摩耗性や接触荷重への強さが必要な部品に使用されます。電磁誘導によって必要な部分を加熱し、直ちに冷却することで、芯部の特性を維持しながら表面に硬化層を形成します。ただし、図面に「高周波焼入れ 55~60 HRC」とだけ記載しても、要求内容を十分に定義したことにはなりません。 RFQでは、材料と前処理状態、焼入れ範囲、非焼入れ範囲、表面硬さ、硬化深さ、検査位置、最終寸法状態を明確にする必要があります。これらが不足すると、加工会社と熱処理会社で同じ要求を異なる意味に解釈する可能性があります。
