概要
荒加工直後には寸法を満たしていた部品でも、その後に材料を除去すると、反り、ねじれ、平行度の変化が発生することがあります。原因は工作機械、切削工具、治具だけとは限りません。素材に存在していた残留応力や、機械加工によって新たに生じた残留応力が、断面形状の変化に伴って再配分され、部品形状が変化する場合があります。 薄肉の鋼製部品、長尺部品、非対称形状、または平面度・平行度・位置関係に厳しい要求がある部品では、荒加工後、仕上げ加工前の応力除去焼なましを検討する価値があります。ただし、すべての部品に必要な工程ではありません。また、不安定な加工工程、不適切なクランプ、または不十分な検査計画を補うものでもありません。
