追加加工をしなくても測定寸法は変わります
加工直後、温水洗浄後、長時間手で持った部品は、時間を置いて再測定すると異なる結果になることがあります。必ずしも加工機や測定器の不具合ではなく、材料が温度変化によって膨張・収縮するためです。測定器、基準器、治具も温度の影響を受け、部品内部の温度勾配は一時的な形状変化を生じさせます。広い公差では影響が小さくても、長い寸法、線膨張係数の大きい材料、厳しい公差では誤差予算の大きな部分になることがあります。検査計画では装置名だけでなく、測定時の温度状態を定めます。